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時計商品
〈セイコー プレザージュ〉SARX029
日本の伝統技術が息づく「漆」をダイヤルに採用し、雅な日本の美しさで新たな価値を提案する、メイド・イン・ジャパンの機械式ドレスウオッチです。エレガントなフォルムのケースに優美な曲線を描く金色の時分針を合わせ、時の流れに左右されない普遍的な魅力を表現しています。ダイヤルを覆うガラス内面には、光の反射を抑える無反射コーティングを施し、漆の美しさを際立たせています。また、裏ぶたはシースルーバックになっており、ダイナミックな回転錘の動きや精緻なてんぷの動きをご覧いただけます。
英語で漆や漆器を“japan”と表記するように、「漆」を使った工芸品は日本伝統のものであると認められ、その美しさと実用性が高く評価されています。漆ダイヤルを用いた本商品は、漆芸家 田村一舟氏の審美眼と、脈々と受け継がれる伝統技法と現代の製造技術の融合により実現した、優雅で美しいモデルです。
金属と漆を直接結びつける革新的な製造手法と、平滑面を生み出す古来伝承の技を組み合わせて仕上げるダイヤルは、多くの漆器職人が携わり、何十回も塗りと研ぎを繰り返すことにより生み出されています。ダイヤルに塗る漆は美しい光沢をたたえつつも、針の動きを邪魔しない厚みに仕上げる必要があり、高度な技術が必要とされます。その中心となっているのが、日本を代表する漆芸家 田村一舟氏です。希少な国産漆と職人の技により、無限の奥行きを感じさせる艶やかな漆黒に仕上げられるダイヤルは、製造難度の高さと、一枚一枚を丹念に仕上げる手作業のため、1日に15枚程しか仕上げることのできない少量生産ダイヤルです。
ダイヤルのレイアウトは“今も昔も腕時計は道具であり、装いを彩る装飾品でもある”との認識に立ち、シンプルながらも読みやすいデザインにしています。10回もの印刷を重ねてつくり上げる立体的なローマ数字や、半艶の金色で仕上げた針などの細部の作り込みが、純黒とも称される漆黒のダイヤルに古典的な伝統美を再現しつつも、美しさを引き立てています。また、漆は固化せずに硬化を続けるため劣化せず、耐久性が半永久的に高まり続ける特性をもっています。
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