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2022.12.11 Fair & InformationInformation静岡伊勢丹 6F 宝飾・時計Jewelryフェア/キャンペーン情報
【特別企画】現代ガレ- tip galle -展|静岡伊勢丹店|12/14~27
ルーマニア大使館後援
《期間限定スペシャルイベント》
現代ガレ-tip galle-展
12/14~27|静岡伊勢丹 6階 宝飾・時計
Emile Galle(エミール・ガレ)の、詩情豊かな作風を受け継いでいる美しいのランプの数々。光を通すと色彩は千変万化し、輝きや陰影が生み出す無限の表情は、絵画や陶磁器にない幻想的な美しさがあります。
12月21日(水)から27日(火)は、静岡伊勢丹 6階 ザ・ギャラリーにて特別展示致します。(最終日午後4時終了)
生活の中で楽しむアート。現代に受け継がれた珠玉のコレクション、よみがえる「アール・ヌーヴォーの世界」を存分にお楽しみください!
自然界に生きる昆虫(蝶やとんぼ)や植物(葡萄や桜)などをモチーフにし、洗練された感性で表現したエミール・ガレの作品。
その世界観を後世に残す為に、弟子たちの手によって制作されたものが「現代ガレ(tip galle)」です。
ガレが亡くなり、フランス・ナンシーの工房が閉鎖された後、一番弟子のモンテッシーを中心に熟練の職人達200人あまりがルーマニアへ移り住みました。
その理由は、ガレの熱烈なコレクターであったルーマニア王室の招待によるものでした。
ルーマニア王室の庇護の下、ガレ工房で身に着けた技術や伝統を多くの弟子たちに伝承し、高度な技術開発を続けたことで、今日まで途絶えることなく伝承されているのです。
ご紹介する「Tip Galle」は、ガレ工房の作品をもとにルーマニアで製作され、オランダハーグ国際裁判所の公認も得ているもの。今なお「ガレ」の名で通じる、ガレの正統な継承者とは、ルーマニアにこそ息づいていると言えるでしょう。
ガレの特徴として、技法の種類が非常に多いことがあげられます。
●被せガラス|違った色のガラスを何層も重ねて、複雑な色味を生む技法。
●グラヴェール|ガラスの表面を削り、繊細な彫刻を施すことで、立体的かつ写実的な模様を生み出す技法。
●エッチング|腐食させたくない部分にパラフィンを塗り、フッ化水素などの劇薬でガラスを腐食させることで模様を浮かび上がらせる技法。
●マルケットリー|寄木細工を指す象嵌技法を応用したガラス象嵌。加熱した下地に色ガラスの小片をはめ込み、もう一度熱を加えることで模様を作りだす技法。
●アプリカシオン(アップリケ)|ガラスで作った花や昆虫を、別のガラスにくっつけて立体的な装飾を施す技法。
●サリシュール|溶けたガラス素地に金属酸化物の粉末を混入し、天然石のような色の斑紋を生じさせる技法。
●パチネ|ガラスの中にガラスを不透明にするための化合物を混ぜることで、古い金属や錆のように曇らせることのできる技法。
●スフレ|フルーツや蝶などのレリーフを凹刻しておき、そこにガラスを吹き込んで模様をつける技法。
ガレの詩情豊かな作風そのままに、自然界に生きる植物や昆虫、四季の風景をモチーフにしたアール・ヌーヴォー調の「Tip Galle(ティップガレ)」を、是非この機会にお楽しみください!
《お買いあげ特典》
★Tip Galleをご購入いただいたお客さまに「ルーマニア産はちみつ」をプレゼント!
★期間中は最大36回まで分割払いの手数料が無料の《無金利フェア》も開催。
※エムアイカードとの併用はできません。詳しくは店頭の係員までお問い合わせください。
シャルル・マルタン・エミール・ガレ
Charles Martin Émile Gallé
1846年5月4日~1904年9月23日
アール・ヌーヴォーを代表するフランスのガラス工芸家、陶器・家具のデザイナー、アートディレクター、企業経営者。
1846年5月4日にフランス・テンシーで生まれる。父シャルル・ガレはガラス器・陶磁器の卸売業者。若い頃から、文学・美術・哲学・植物学などを学び、1866年マイゼンタールのブルグン・シュヴエレル工房で本格的なガラス技術を学ぶ。
1878年のパリ万国博覧会で、ガラス部門で銀賞、陶器部門で銅賞を受賞。1889年のパリ万博では、ガラス部門でグランプリを獲得。陶器部門で金メダル、家具部門でも銀賞を受賞するなど多彩な才能を発揮。さらに、1900年のパリ万博に多数の作品を出品、再びグランプリを獲得し称賛を浴びるなど、アール・ヌーヴォーのナンシー派 中心指導者として活躍しました。
ガレは、植物学や生物学のほか、文学や哲学など多岐にわたる学問への深い造詣を、ガラスの造型や意匠にいかんなく発揮し、芸術性の高いガラス作品を生み出しました。創作に深い影響を与えたのが、1867年のパリ万国博覧会で巻き起こった日本芸術のブーム「ジャポニスム」です。1885年には、日本人の高島得三(高島北海)と出会い、日本美術の基礎知識を教わりながら知識を深めていきました。
今日でも、ガレの作品に対する世界的な評価は普遍です。ガレ自身の役割は、器形の決定と絵柄を紙の上にデッサンすることで、プロデューサーとして工房を牽引していました。まさに、ブランドビジネスの先駆者といえます。
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